「奇跡の経営」 &d
従業員数3000人、売上高2億ドル超の「民主制」の企業組織があると言われて、信じられるだろうか?
「奇跡の経営」は、ブラジルにあるそんな会社「セムコ」社のCEO・リカルド・セムラーが著した本だ(*1)。
先週、10年以上ぶりに会った昔の会社の同期(今は税理士)に、企業組織の民主制の話をしたところ、この本のことを教えてくれた。実はまだ読み始めたところで、どんな会社なのかよくわからないが、わくわくしている。
そう、現実に「民主制」の会社は実現可能で、しかもきちんと収益を上げることも可能なのだ。もちろん、私はすべての会社が同じ意味で「民主制」になればよいとは思っていない。多様な「民主制」があるだろうし、程度の違いもあるだろう。その中で、きっとセムコ社は一つのモデルになるはずだ。
読み終えたら内容を紹介しよう。
*1: 「奇跡の経営 一週間毎日が週末発想のススメ」 リカルド・セムラー〔著〕、岩元 貴久〔訳〕、2006/01、総合法令出版、ISBN: 489346941X
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"&d"="and democracy": デモクラシーを切り口に様々なトピックを捉えるシリーズ。
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