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2007年5月

2007年5月31日 (木)

「人を基軸にした経営」 ダイキン工業

少し前からダイキン工業の経営に注目して、調べたりしている。
「人を基軸にした経営」、「フラット&スピードの経営」を標榜し、
うまくいっているようなのだ。

社内の実態(実感)は、雑誌などの記事だけではわからないものの、
1兆円クラスの製造業で、これほどエンパワーメントと人材育成が
うまく噛み合っている会社は、珍しいのではないか。

下記は、コンパクトに特徴がまとめられた記事。

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2007年5月28日 (月)

新しいサイトに移行します。

これまで「仕事の結び目」として、散発的ながらブログを発信してきました。ご購読ありがとうございます。

このたび、もう少し自分の考えを伝える努力をすべく、「Empower Yourself」というタイトルに変えて、心機一転、再スタートします。

【目標】
・もっと自分の考えが伝わる内容にする
・もっと投稿頻度を増やす

URLが変わりますので、RSS等に登録されている方は、お手数をおかけしますが、新サイトの登録をお願いいたします。ご面倒おかけして申し訳ありませんが、今後とも、ご購読、よろしくお願いいたします。


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社員・アルバイトに任せて、考えさせる会社 くふ楽

くふ楽
 社長: 福原裕一 氏 
 本社: 千葉市
 従業員数: 正社員35人、アルバイト・パート約160人('06年9月)
 事業内容: 外食事業(居酒屋チェーン)、ほか

雑誌「日経情報ストラテジー」(2007年4月号 pp.60-63)で紹介されていた会社。
以下、記事より抜粋、一部要約。

「飲食業では、内装などはいくらでもまねできる。自分自身で考えて行動できる仕組みを作るのが私の仕事」(福原社長)

■主な特徴(エンパワーメントと人材育成の面)

・新業態店が会社の経営理念に合致しているかどうかを店長に議論させる

・人材育成に注力し、アルバイトの「卒業式」など、年4回全店を休みにしてイベントを開く

・スーパーバイザー(SV)はいない(廃止した)

・細かいマニュアルはなく、店長はメニューや販促など幅広い権限を持つ

・「メンバー」と呼ぶアルバイトの意見を店舗運営にどんどん反映する

・アルバイトが主体になる改善提案活動のしくみがあり、その成果は毎月の各店の代表が集まる会議で共有される

■主な特徴(イントラネットを用いた数値管理)

・営業・財務情報をイントラネットでオープンにしている。

・イントラネットには、店別の売上高や営業利益の「日次決算」が、ランキング形式で掲載される

・SV制度がない代わりにイントラネット上で、3~4店のグループごとに業績が相互評価される

・店長がグループ内の別の店に行って、味や雰囲気などを評価する制度があり、その評価もイントラネットに掲載される

・手渡しの顧客満足度アンケートを行っており、QSCの分野ごとに点数化したランキングがイントラネットに掲載される

■朝尾の一言

すばらしい! まさに「エンパワード・カンパニー」。
もっとも、記事はいいところだけを取り上げる面もあるので、ぜひ一度店に行ってみたいし、社外のゲストが参加できるという店長会議にも参加してみたい。

記事の最後には「権限委譲と数値管理の両輪」と書いてあったが、ウェブサイトも合わせて見ると、経営理念や行動指針がお題目にならないよう、活かす工夫をしていることがわかる。やはり、この3つがセットなのだろう。

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力をつけよう! ――新装オープンにあたって

もう少し自分の考えを伝える努力をしようと思って、ブログを作り直すことにしました。初回はタイトル "Empower Yourself" に込めた思いを記します。

Empower(エンパワー,名詞形はエンパワーメント)とは、会社などの組織では「現場に近いところに権限を委譲する」こと。社会・政治的には権利付与や権利拡大のことを言う。要するにパワーを与えることだ。

Yourself は、言うまでもなくあなた自身(自分)のこと。個人だけでなく、組織も含めている。(実は、~ Yourself という形式は、 YouTube の Broadcast Yourself をヒントにした)

Empower Yourself と、はつまり「自分自身にパワーを与える」ことなので、「学習と成長を通じて力をつけよう」という意味を込めている。

私は相談役(コンサルタント)や促進役(ファシリテーター)として、皆さんのエンパワーをサポートする役目を果たしたい。もちろん私自身も自分をエンパワーしたいと思っている。

なぜなら、一人一人の個人や組織全体が力をつけ、力を発揮することが、人生を充実させ、それぞれの使命を果たす原動力となるからだ。そういう思いを "Empower Yourself" というタイトルに込めた。

読んでくださる方の「エンパワー」に役立つような記事を書いていきたいと思います。

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