「少々お時間がかかりますがよろしいですか?」
人と待ち合わせがあってスタバに行ったときのこと。
「ふつうのコーヒー、ドリップコーヒー、ショートで」
と言いながら、メニューの下に小さく「ディカフェ」(カフェインレス)があるのに気づいて、
「やっぱりデカフェにしてもらえますか?」
と言い直すと、返ってきたのがタイトルのセリフ。
「あ、まぁ、いいですけど」と答えたのですが、すかさず別の店員さんが、
「5分ぐらいかかりますけど、よろしいでしょうか?」
と畳み掛けてきたので、つい、
「あ、あぁ・・・、じゃ、まぁ、ふつうのでいいです。」
と答えてしまいました。
返事をしながら頭によぎったのは、なに、デカフェは売りたくないの?という疑問でした。親切で尋ねてくれたのだと思いたいけれど、疑念は消せません。この店にかぎらず「時間がかかるがよいか?」を聞かれて、同じように感じることがときどきあります。
じゃあ、どう尋ねればよかったのでしょう?
受け取り方には個人差があるので断定的なことは言えませんが、私なら、
「5分ぐらいかかりますが、お待ちいただけますか?」
の方がプレッシャーが小さい感じがします。「よろしいでしょうか?」と言われると、「それでも注文するのか?」と迫られているような気がするのは、私だけでしょうか?
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