豚インフルだけでなく鳥インフルに備える
WHOが警報フェーズをパンデミック期(※1)の1つ手前、フェーズ5(※2)に高めました。すでに多くの人が感染、発症し、亡くなっている方もいます。
日本ではまだ感染者が見つかっていませんが、「わずかかもしれないが、まだ見つかっていないだけ」と考えたほうがよいと思います。集合研修を含め、仕事や日常生活全般において警戒をしなくてはなりません。
とはいえ、前から警戒していた「鳥インフルエンザ」ほどの脅威ではないようです。今回の豚インフルは弱毒性のH1N1型とされますが、もっと警戒しなればならないのは強毒性のH5N1型の鳥インフル。
豚インフルが大流行したからといって、鳥インフルが流行しないというわけではありません。今回の危機を豚インフルへの対応に留めず、鳥インフル流行への備えの機会としても捉えることが大切だと思います。
※1: インフルエンザ・パンデミック:「新型インフルエンザウイルスがヒトの世界で広範かつ急速に、ヒトからヒトへと感染して広がり、世界的に大流行している状態」
http://idsc.nih.go.jp/disease/influenza/pandemic/QA01.html
※2: 現在のWHOによる「世界インフルエンザ事前対策計画(WHO global influenza preparedness plan
)」における警報フェーズ
http://idsc.nih.go.jp/disease/influenza/05pandemic.html
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント