駅のホーム柵
先週金曜日の日経夕刊に、駅のホーム柵の義務化を国土交通省が検討しているとの記事が出ていました。(※1)
大歓迎です。
少し前に見知らぬ人を突き落とすという事件がありました。ホームの端っこを歩いていて、うっかり足を踏み外したらしい事故を新聞でときたま見かけます。
仮にこれらを例外的な事故としても、混雑時の駅のホームは危険すぎます。そうは思いませんか?
黄色い線の内側、というのは混雑時にはほとんど無視されています。列の先頭に立つ人の位置がほぼ黄色い線なので、ホームを移動しようする人は、混雑しているホームの内側でなく黄色い線の線路側を歩いて横切ろうとします。
慣れはおそろしいですね。あれを怖いと思わなくなっているのですから。
怖がりの私は、ホームの幅が狭い駅は嫌いです。広い駅でも乗車待ちの列の先頭寄りに並ぶのは避けます。やむを得ずホームの端に近いところを歩くときも、必ず電車が停車している側か、出て行ったばかりの側を歩きます。
柵のある駅はどんなに安心するか!
国交省は補助金も検討しているようですが、鉄道会社がホーム柵設置のための時限的な運賃値上げをしたとしても、受け入れられるのではないでしょうか?
※1: 2009/04/17付 日経新聞夕刊社会面「ホーム柵義務化検討 利用者多い全国2800駅 国交省 接触事故や自殺防ぐ」
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
ホームドアには大きな課題があります
実は路線によってドアの位置が違う車両が混在している場合があり、
ホームドアが設置出来ない場合があります。
もし新型車両同士でもドア位置が違う車両がある路線なら、
車両を置き換えるだけでも20年~25年くらいかかるでしょう。
また東武伊勢崎線などの18m車両と20m車両の混在する路線では
よほど画期的なホームドアが開発されない限り、
永遠に設置はできないでしょう。
テレビ局などのマスコミは、つければいいとしか報道せず
大体が大きな課題などを説明せず、
市民に間違った情報を流している気がします。
出来れば設置への課題・問題点も報道してほしい物です。
投稿: 首都圏都市開発鉄道 | 2010年10月20日 (水) 17時40分