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2012年6月15日 (金)

消費税の増税

消費税の増税について、僕の意見は反対だ。

新聞、TVは消費税増税をめぐる駆け引きのニュースで賑わっていて、
もうじき決着するかもしれないので、その前に意見表明だけでも
しておこうと思う。

反対する最大の理由は、選挙のとき、そうは言わなかったでしょ、
ということ。
(この点、小沢氏の主張にもっとも共感を覚える。)

公約やマニフェストを完璧に守る、実現することができるとは
思わないけれど、首相が政治生命を賭ける、というほどの
最重要テーマで、選挙前とまったく違ってしまっているのはよくない。

現行の民主主義法制のもとでは、公約を覆すことも可能なのだけれど、
こんなに派手にやらかしてしまったら、国民の政府や政権政党に対する
信頼が大きく損なわれてしまう。(あまりにもがっかり)

僕は、現在の民主主義はまだまだ未成熟で、これから制度だけでなく、
政治家や、僕たち一般の国民・市民などの意識などを含めて発展
させていかなくてはならないものだと考えている。

しかし、こんなにも信頼を低下させるようなことがあると、次の選挙に
行く気がしなくなる。同じように感じる人が多いと、投票率がまた
低下する。

消費税率を上げると、日本は、財政、経済面では改善するのかも
しれない。(このへん、本当のところは、よくわからないけれど。)
しかし、国民の政治に対する意識を含めて、政治の質は低下する
でしょうよ。


今回、まだ増税が決着したわけではないのだけれど、今、経験
しつつある事態を、振り返って「民主主義が後退した時期」で
終わらせないで、何とか転じて、将来の民主主義の発展のために
活かせないものか?
何を教訓にしたら、これからもっとましな社会をつくっていくことに
活かせるんだろうか?


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