ネットアクセスのトラブルとNTTビル内装置の「パッケージ」不具合
1月に新しいオフィスに引越してから、一部のウェブサイトが表示されなかったり、表示までがおそろしく遅いという現象に悩まされてきた。
例えば、日経新聞のウェブサイトは、ゲスト画面なら表示されるが、
ログインしようとするとまったく表示されなかった。※
(同じPCから自宅でアクセスすると、まったく問題なく表示できた。)
仕事の合間を縫って、いろいろ試したり調べたりしてみたが解決できず、ついに先日、プロバイダーやNTTに電話をかけて本格的に解決に取り組んだ。
結論から言うと、NTTビル内の装置に付いている「パッケージ」と
呼ばれるものを交換したら、トラブルは解消した。
そいつに不具合があったのが原因らしい。
NTTの技術(修理サービス)の人によると、「パッケージ」とは、
何種類があるフレッツのサービスごとに付けられているもので、
1つのパッケージで5〜6つの建物をカバーしている。
今回の場合は、そのうち、弊社オフィスの建物の部分だけ不具合があった
とのこと。つまり、同じ建物のほかのユーザーもまったく同じトラブルが
起きていたと考えられる。
解決に至るまでは、簡単ではなかった。
最初に、プロバイダー(OCN)に電話。
PCの設定やグローバルIPアドレスなどをチェックしたが、トラブルの原因は見つからない。
次に、ルーター(フレッツのレンタル品)の可能性を検証するために、NTTに電話。
しかし、設定に異常は認められず。
さらに、ルーターのハードウェア的な不具合の検証のために、NTTの故障受付センターに電話をし、出張点検に来てもらう。
NTTの技術の人が来て、
ルーターの交換、持ち込んだPCでのアクセス、さらに別のプロバイダーを通してのアクセス、を順番に試したが、トラブルは解消しない。
最後には、建物に付いている分岐装置も念のために交換。それでも解決せず、その日は終了。
後日、電話で連絡があり、NTTビル内の「パッケージ」を交換してもらったのだがどうか、と。
試しに日経新聞にアクセスすると、ビュン!!
あっさりログイン後の画面が表示された。
というわけで、やっと解決。
まれなケースではあるようだけれど、実際にあった一つの事例として、ネット上に記録しておく。
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