高校生に役立つビジネスゲームのエッセンスとは?
先日、高校生を対象に、ビジネスゲーム形式の研修プログラムを実施する機会がありました。
「実社会でも役立つ思考法や経営感覚を養うこと」、「ビジネスの世界や会社経営に興味を抱くこと」、
などを目的にしたコースですが、実際にすぐにビジネスに関わる人はほとんどいません。
で、「どうすれば、ここでの経験を役立つものとして保ち続けられるだろう?」と考えました。
そこで、高校生の学校・日常生活にも応用できるエッセンスを抽出することにしました。
つまり、損益計算書の用語や計算順序、マーケティングの用語や4P のような考え方を踏まえなくても使える、「意思決定のコツ」のようなものを抜き出したわけです。
これらは高校生でなくても、多くの人の日常生活・仕事の場面で活かせることだと思うので、記しておきます。
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Note: ビジネスゲームでの経験から学んでほしいこと
- 相手にとっても自分にとっても良い(目的を果たせる、満足する、得する、幸せになれる)方法や道を探る
- 目的のために、とりうる手段の選択肢を比較して決める
a. 数値化(定量化)できるものは、結果に与える影響の大きさを比べる
b. 数値化や予測をしにくいことは、軽視してしまいがちであることを知っておく - 予測をしにくいときや、よいやり方がわからないときは、実践・行動を通してよりよい方策を探る
a. PDCAサイクルを回す(Plan 計画する、Do 実行する、Check 結果を調べる、Act 改善する)
b. 計画を立てるとき(P)の理由・仮説を明らかにしておいて、C,Aで活かす(学びを得る)
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余談: 「戦略」という言葉をどのようにかみくだいて説明するかでも、少し悩みました。
・・・結論は、「上手くやる」です。
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