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2009年4月28日 (火)

ネットで政治献金

オバマ大統領の選挙戦で話題になったネットを通じた個人の政治献金は、日本では難しいとされてきた。それが可能になるという。

日経新聞によれば、楽天が5月にサイトを立ち上げる。当初は楽天グループが発行するクレジットカードに限られるが、他のカード会社にも呼びかけるという。(※1) 

まだ正式発表されていないようだが、主な計画、検討事項は以下の通り。(※2)

・献金の対象は政治家個人(の政治資金管理団体)
・1回の献金の最低額は千円から5千円
・手数料等は政治資金管理団体が負担する
・超党派の大規模なサイトとする
・立ち上げ時には衆院選挙の全候補者の写真・経歴を掲載
・参院議員や地方議員に広げる
・政見放送を見られる機能を追加する


楽天としては、政治献金の入口を握ることで政治的な圧力への抵抗力を獲得する思惑があるかも知れない。しかし、他社が追随すれば楽天だけがパワーを握るわけではないので、悪くないだろう。まずは実現に向けて政治的な妨害に合わないことを願う。


※1: 2009/04/25付 日経新聞 総合欄 「政治献金、カード払いで 楽天が個人向けサイト」

※2: 内容は記事より。楽天のプレスリリースサイトには現時点で未掲載。http://www.rakuten.co.jp/info/release/index.html

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2009年4月19日 (日)

駅のホーム柵

先週金曜日の日経夕刊に、駅のホーム柵の義務化を国土交通省が検討しているとの記事が出ていました。(※1)

大歓迎です。

少し前に見知らぬ人を突き落とすという事件がありました。ホームの端っこを歩いていて、うっかり足を踏み外したらしい事故を新聞でときたま見かけます。

仮にこれらを例外的な事故としても、混雑時の駅のホームは危険すぎます。そうは思いませんか?

黄色い線の内側、というのは混雑時にはほとんど無視されています。列の先頭に立つ人の位置がほぼ黄色い線なので、ホームを移動しようする人は、混雑しているホームの内側でなく黄色い線の線路側を歩いて横切ろうとします。

慣れはおそろしいですね。あれを怖いと思わなくなっているのですから。

怖がりの私は、ホームの幅が狭い駅は嫌いです。広い駅でも乗車待ちの列の先頭寄りに並ぶのは避けます。やむを得ずホームの端に近いところを歩くときも、必ず電車が停車している側か、出て行ったばかりの側を歩きます。

柵のある駅はどんなに安心するか!


国交省は補助金も検討しているようですが、鉄道会社がホーム柵設置のための時限的な運賃値上げをしたとしても、受け入れられるのではないでしょうか?


※1: 2009/04/17付 日経新聞夕刊社会面「ホーム柵義務化検討 利用者多い全国2800駅 国交省 接触事故や自殺防ぐ」

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